HU-plus (vol.15) 2021年度5月号
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つながる! ひろがる!ひろしまの輪広島大学と地域の皆さんの間につながりが生まれ、広がる中で、新たな発見がきっとあるはず。「ひろしまの輪」では、地域の皆さんと広島大学で一緒に取り組む活動やさまざまなイベント情報をお届けします。学生ならではの視点で企業を支援 広島大学の学生3人が、動画を通じて企業活動を支援する会社、合同会社ミッチャクを2019年に立ち上げました。代表の石野響さん(経済学部)は、「やりたいことは、やれるときにやる」をモットーに在学中の起業を決心。主に企業の採用動画などの制作やYouTubeチャンネルの活用支援を行っています。事業で心掛けているのは、自身が学生である強みを生かし、「勝てる勝負をする」こと。例えば、部屋探しに関する失敗や後悔を友人からヒアリングし、広大前の不動産会社にYouTubeアカウント開設を提案。新入生に向けて公開された動画は1カ月で1,000回以上再生され、下宿先を探す学生らの集客につながりました。「情報伝達に優れた動画という手段を用いて地元企業の魅力を発信し、地域を活性化していきたい。今後は、海外進出も視野に入れています」。合同会社ミッチャクはこれからも進化を続けます。合同会社ミッチャクInformation活動メンバー:学生3人活動:2019年より、月曜~土曜MAIL:kouninn078@gmail.comInformation活動メンバー:学生6人 活動頻度:2020年7月~2021年3月で月1回程度(2020年度)活動場所:三永地域センター、東広島天文台、武田中学校・武田高等学校TEL:082-420-0979(東広島市生涯学習部生涯学習課)宇宙や天体を楽しみながら学習 広島大学と東広島市が連携し、市内の小学生を対象とした連続講座「ひがしひろしまスペースクラブ」を開催しています。宇宙や天体に興味関心を持ってもらうことを目的とし、教育学部の学生らが子どもたちに授業を実施。星座や惑星などについてアニメーションで視覚的に分かりやすく説明するほか、クイズやゲームを積極的に導入し、楽しみながら自ら考える力や共に学び合う力を養います。座学だけではなく、望遠鏡を用いて季節の星を観察したり、東広島天文台の施設見学を行ったり、武田中学校・武田高等学校にあるプラネタリウムを観賞したりと、貴重な体験に子どもたちは大興奮。「宇宙の魅力や天体観測の楽しさを知ってもらいたいです。子どもたちが質問に進んで答えてくれる姿や、望遠鏡で土星の環を観測して喜ぶ様子が印象に残っています。宇宙について学ぶ楽しさを伝えられたのではないでしょうか」と青山晴樹さん(教育学部)は話します。ひがしひろしまスペースクラブhttps://michakustory.studio.site/https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/kyoikuiinkaishogaigakushu/2/3/25286.html27

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