HU-plus (vol.15) 2021年度5月号
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広島大学、東広島市、住友商事株式会社は、東広島市および周辺地域におけるSociety5.0やスマートシティの実現に関して、1月26日に「包括的な連携推進に関する協定」を締結しました。3者は本協定を通じて、地方創生の新たな産学官連携モデルを目指します。本協定は、イノベーションを創出する環境の形成、学術研究、人材育成や産学官連携などの国際的な展開を推進し、日本および地域から世界の発展に寄与することを目的としています。東広島市および周辺地域におけるSociety5.0やスマートシティの実現に向けた「包括的な連携推進に関する協定」を締結左から兵頭住友商事株式会社代表取締役 社長執行役員 CEO、越智学長、髙垣東広島市長中央公論新社より、佐藤利行理事・副学長と越智光夫学長が、新型コロナウイルスの影響により社会活動が停滞している状況下で、今こそ知っておきたい中国故事について解説した書籍を出版しました。中国の古典を題材に、医学と文学という専門を異にする二人が意見を交わし、読者の方にも異分野間での議論の中から新しい発見が見つかる構成となっています。佐藤利行理事・副学長と越智光夫学長による『胡蝶は夢なのか-知っておきたい中国故事-』出版全国の書店で発売(税込1,320円)令和2年度学位記授与式(卒業式)と令和3年度入学式は、新型コロナウイルス感染症対策のため、学部生は東広島運動公園体育館、大学院生はサタケメモリアルホールを会場に、それぞれ時間をずらして挙行しました。3月23日の学位記授与式では、学部生2,413人、専攻科生23人、大学院生1,314人に越智学長から卒業証書・学位記が授与されました。入学式は4月3日、学部新入生と大学院新入生の会場を変えて開催しました。新たに学部生2,465人、専攻科生16人、大学院生1,388人を迎えました。越智学長は式辞で「大学での学びを、一生を通じての生きる姿勢として持続するよう心から希望します」と激励しました。学位記授与式(卒業式)、入学式ともに学部と大学院を分けて挙行学位授与式での謝辞2月、広島大学の新しいPR動画が公開されました。動画では、各キャンパスや特色ある教育研究施設などの紹介に加え、各国からの留学生たちが「Welcome to Hiroshima University」と呼びかけています。学生が自転車でナビゲートしながら3キャンパスを紹介し、キャンパスのある東広島市や広島市など地域の魅力も発信。食文化、プロスポーツ、カルチャーを映像でアピールし、大学での研究、学びのベースとなる「ここで暮らすリアルな私」を感じてもらう趣向。再生時間は約5分間。本学の公式YouTubeから見ることができます。広島大学の新しいPR動画が完成孟 首都師範大学長(左)と越智学長(右)大学の動き2020年12月下旬、大学院医系科学研究科の新福洋子教授が日本人で唯一「世界の卓越した女性の看護師・助産師のリーダー100人」に選ばれました。世界保健機関(WHO)は2020年を「看護・助産の年」と位置づけ、世界中でNursing Nowキャンペーンを実施。その一環としてWHO、国連人口基金、国際助産師連盟、Nursing Nowの選考委員によって選出されました。受賞ページでは、若手研究者が活躍する基盤づくりにアフリカ・タンザニアなどで広く貢献していることが紹介されています。新福洋子教授が「世界の卓越した女性の看護師・助産師のリーダー100人」に2020年12月1日、首都師範大学と「広島大学森戸国際高等教育学院北京校」の設置に関する覚書を締結しました。広島大学森戸国際高等教育学院北京校は、2021年9月の教育開始を目指して、首都師範大学内に設置準備を進めています。設置後は、首都師範大学の学生をはじめとする、日本語・日本文化に興味のある中国の大学生に対して、実践的な日本語運用能力・日本文化理解力向上のための教育を行っていく予定です。中国の首都師範大学と「広島大学森戸国際高等教育学院北京校」の設置に関する覚書を締結視聴はこちらタンザニアで活動する新福教授(左)大学院の入学式25HU TOPICS

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