HU-plus (vol.15) 2021年度5月号
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広島大学は2020年11月26日、株式会社イズミと「新型コロナウイルス感染症に係る応急生活物資の配達協力に関する協定」を締結しました。今回の取り組みは国立大学として初であり、コロナ禍における生活支援のモデルケースとして期待されます。イズミと応急生活物資の配達協力に関する協定締結新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、オンライン授業や自習、食事等の目的(対面授業以外)で講義室等を利用する場合の入退室記録を取っています。この記録は、感染者が確認された際にのみ使用します。QRコードで入退室管理座席数を制限していますが、その中で少しでも多くの方が安心して利用できるよう、一部パーテーションを設置しています。(中央図書館992席→470席に制限、西図書館852席→268席に制限、霞図書館385席→196席に制限、東千田図書館81席→37席に制限)(2021年4月1日現在)図書館でも安心を確保広大のニューノーマル自宅等にネットワーク環境がない学生に対して、条件付きで無償のモバイルWi-Fiルーターを貸し出しています。接触を避けるため、申し込みのあった学生に対して郵送を行っています。Wi-Fiルーターを学生に貸し出しコロナ禍の影響により自宅で過ごす方も多くおられる中、学生や一般の方々が手軽に楽しめる学びの場として「知を鍛える -広大名講義100選-」を新設。本学教員による動画講義を、大学ホームページとYouTubeで順次公開しています。興味のあるテーマを積極的に視聴して、広島大学の多様な「知」に触れてみてください。広大名講義100選を公開視聴はこちら2020年度対面授業を実施した講義室のうち、収容定員に対して受講者数の割合が高かった講義室を対象に、必要な換気量を満たすため二酸化炭素濃度測定器を導入しました。二酸化炭素濃度を常時測定し、設定値を超えた場合アラームの鳴動により窓開け換気を促します。二酸化炭素濃度測定器の導入体調不良者等のための別室を例年の3倍程度増設し、受験会場では医師・看護師を例年の約2倍に拡充しました。また、感染対策のため、受験室の入り口等に消毒液を設置し、試験監督者はフェイスシールドを着用、受験生全員にもフェイスシールドが配布されました。入試も万全を期して10Hiroshima University Magazine

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