HU-plus (vol.14) 2021年度1月号
24/32

新型コロナウイルスの影響を受け、いつもとは違う学生生活を過ごした2020年。1年間を振り返りながら、新たに始まる2021年をどのような年にしたいかを語り合い、1年の抱負を書いてもらいました。学生広報ディレクター座談会vol.14--2020年はどんな1年でしたか?正出:緩急のある1年でした。1月から2月にかけて、内閣府の国際交流プログラム「世界青年の船」に参加。10カ国の人たちと船に乗って太平洋を横断しながらディスカッションしました。濃密な1カ月を過ごしたのですが、その後は一気に新型コロナウイルスの影響で何もしない日々になりました。最近は教育実習に行くなど、また忙しくなりました。助永:私も教育実習に行きました!2020年は就職活動と教育実習という2つの大きなイベントがありました。就活はコロナ禍でオンラインになり、時間や費用が掛からず効率的でしたね。一方で直接話すことの重要性も実感しました。自粛期間中は、家にいる時間が長かったので、今までなかなかできなかったパン作りやエクセルの勉強にチャレンジしました。松本:私も挑戦した1年でしたね。成人式での代表あいさつや、ゼミではプログラミングの勉強。また、内閣府主催の「地方創生政策アイデアコンテスト」ではコンテストに出場するプロジェクトのプロジェクトリーダーをするなど一つ一つの挑戦が大きかったです。SNSを活用し、自分の意見を発信していきたいですね。(松本)片山:この4月に入学。コロナ禍で思い描いていたキャンパスライフはできていませんが、活動が制限される中でも、できることをしてきました。ボランティア活動を通していろいろな方とつながったり、多くの経験を積み重ねたり。大学でもオンライン授業で友達ができました。李:中国から留学している私にとっては、生まれ変わった1年でした。1年前は人見知りで、コミュニケーションが苦手で……。でも、学費や生活費を稼ぐために、アルバイトを掛け持ちし、多くの人と出会い、友達が増えるうちに人見知りが治りました。広島大学は何にでもトライできる大学だと思います。(正出)--オンライン授業はいかがでしたか?李:最初は戸惑いました。話すタイミングが難しく、誰も話さずにシーンとなったり、同時に話をしてしまったり。慣れると通学が不要で、時間が有効に使えてよかったです。松本:通学時間もそうですが、オンデマンドの授業は好きな時間に自由に受けられるのがよかったです。夜に受講すれば、昼の活動時間を増やすことができます。その効果もあって、充実した時間を過ごせましたね。助永:授業ではないですが、就活面では都市部でしか行われていない企業説明会や就活イベントにオンラインで参加でき、地方学生にとってはチャンスが広がりましたね。--学生生活で頑張っていることは何ですか?正出:1年生の時に模擬国連のサークルを友人に誘われて始めました。高校の授業で模擬国連を開催するのが主な活動です。李:今は3月に無事卒業できるように研究を頑張っています。片山:ボランティア活動に取り組んでいます。いくつかのボランティア活動をしており、友達からはなぜそんなに生き急ぐのかと聞かれるほど、忙しくしています。先日はフードバンクの私のチャレンジ!教育学部 3年正出 七瀬さん法学部 1年片山 開貴さん2021年23

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る