HU-plus(vol.09)2019年度5月号
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26Hiroshima University Magazine公益財団法人広島県サッカー協会の協力により、広島大学南グラウンド(サッカー場)に人工芝が整備され、「東広島ドリームフィールド」と命名されました。4月3日に行われた人工芝改修工事竣工式典には、広島大学体育会男子サッカー部・女子サッカー部とサンフレッチェ広島ユースの選手たちも参加。越智学長、広島県サッカー協会最高顧問・野村尊敬氏らがテープカットをした後、記念のテストマッチが行われました。今後、広島大学の授業・課外活動、広島県サッカー協会主催の行事などで活用される予定です。人工芝グラウンド「東広島ドリームフィールド」が完成2月1日、広島中央サイエンスパーク内のひろしま産学共同研究拠点に「デジタルものづくり教育研究センター」を設置しました。当センターは「材料モデルベースリサーチ部門」、「データ駆動型スマートシステム部門」の2つの部門を設置し、モデルベースによる材料研究や制御・生産プロセスのスマート化などに係る研究開発と人材育成を幅広く推進していきます。また、地域レベルでイノベーションを実現していく本格的な産学連携システムの構築を目指します。広島大学東広島キャンパスでは、6月30日に「ゆかたまつり」を開催します。毎年、広大生や地域住民の浴衣姿でキャンパスが彩られ、広島大学の夏の風物詩となっています。24回目となる今年も、皆さんに楽しんでいただけるお祭りになるように、広大生の大学祭実行委員会を中心に一生懸命準備を進めています。ぜひ浴衣を着て、キャンパスまで足をお運びください!最新情報はこちら(大学祭実行委員会ホームページ)http://hu-festival.main.jp/夏の風物詩「ゆかたまつり」今年は6月30日に開催越智光夫学長は、4月2日、東広島キャンパス法人本部棟で理事ら同席のもと、再任の記者会見を行いました。越智学長は会見で「平和の大学として広島大学は何をするのか、今後も具体的な形で示していきたい」「広島大学が誇れる研究拠点には積極的に資源の投入をしていく」と意気込みを語りました。会見に先立ち、教職員に対して所信表明も行いました。越智学長が再任の記者会見を行いました広島大学デジタルものづくり教育研究センターを設置1月9日、東京国際フォーラムで「広島大学知のフォーラム in Tokyo」を開催しました。自由民主党政調会長 岸田文雄衆議院議員、文部科学省 山脇良雄文部科学審議官による来賓挨拶の後、ノーベル生理学・医学賞受賞者のポール・ナース博士による特別講演を行いました。本学からは、越智学長による大学紹介と生命科学・医療系分野で国際的に活躍する5人の研究者による講演を行いました。その一人、山本卓教授は、昨年度、文部科学省の卓越大学院プログラムに採択された「ゲノム編集先端人材育成プログラム」の公開セミナーとして、本学におけるゲノム編集の研究と教育について講演を行いました。また3月11日には、昨年7月の西日本豪雨災害にノーベル賞受賞者などを招いた講演「知のフォーラム」 東京、広島で開催よる影響で延期とされていた、ノーベル物理学賞受賞者の天野浩博士による「知のフォーラム」を、東広島キャンパスサタケメモリアルホールで開催。「Transformative Electronicsが築く未来社会」と題した講演には学生をはじめ、多数が参加。世界トップレベルの最先端の研究に耳を傾けました。3月23日、学位記授与式(卒業式)を東広島運動公園体育館で挙行しました。学部生2,473人、専攻科生15人、大学院生1,315人が卒業・修了。越智学長から卒業証書・学位記が授与されました。式典終了後には、会場の外で卒業生・修了生が別れを惜しみながら記念写真を撮ったり、駆け付けた後輩たちから胴上げをされたりする光景が見られました。学位記授与式(卒業式)、入学式を挙行4月3日、入学式を東広島運動公園体育館で挙行しました。学部生2,528人、専攻科生11人、大学院生1,457人が入学。越智学長は式辞で「大変革の時代にある今こそ、大学ではhow(どのような方法で)と物事のwhy(どうしてなのか)をじっくり考えてほしい」と新入生を激励しました。式典終了後には、オペラ歌手の中丸三千繪さんによるミニコンサート、広島大学ゆかりの著名人3人からのサプライズビデオメッセージもあり、新入生の新たなスタートを祝福しました。天野浩博士による講演センターが入る施設前にて。センター長(中央)とメンバーによる記念撮影

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