HU-plus(Vol.8)2018年12月号
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職・就職のための情報プラットフォームを運営する株式会社ヴォーカーズが、10月23日に発表した『本当に良い就職をしている大学ランキング』で、広島大学は全国国公私立大学中の3位にランクインしました。ランキングは同社が『Vorkers』に投稿された各企業の社員クチコミを出身大学別に集計して作成したもの。また、併せて発表された同社の『就職企業の「待遇満足度」が高い大学ランキング』で、広島大学は全国2位となりました。広島大学が「本当に良い就職をしている大学ランキング」で全国3位の高い評価を得ました部科学省の「卓越大学院プログラム」に、広島大学の「ゲノム編集先端人材育成プログラム」(プログラム・コーディネーター:山本卓・大学院理学研究科教授)が採択されました。本プログラムは、ライフサイエンスコース(5年一貫)とメディカルコース(4年一貫)の二つのコースの一貫したプログラムにより、ゲノムの編集を使いこなせる人材・ゲノム編集を産業へ連結させる人材を養成。国公私立38大学54件の申請の中から、13大学15件が採択。中国四国地方の採択は本学が唯一です。卓越大学院プログラムは、あらゆるセクターをけん引する卓越した博士人材を養成するとともに、人材育成・交流、新たな共同研究が持続的に展開される拠点を創出し、大学院全体の改革を推進することを目的とした新規事業です。海外トップ大学や民間企業などと組織的な連携を図り、世界最高水準の教育・研究力を結集した博士課程学位プログラムを構築します。「ゲノム編集先端人材育成プログラム」が卓越大学院プログラムに採択島県と広島大学は、8月10日、包括連携協定を締結しました。本学は、東日本大震災発生直後から、継続して医療支援などの復興支援活動を福島県に行ってきました。この協定により、福島県民の医療・健康管理の支援に加え、人材育成や情報発信、震災アーカイブ拠点施設に対する助言などに協力します。締結式は福島県庁で行われ、本学からは越智光夫学長、高田隆理事・副学長、神谷研二副学長が出席。福島県からは内堀雅雄知事が出席しました。本学が都道府県と協定を結ぶのは初めてです。福島県と包括連携協定を締結和の大切さを語り継ぐため、各国政府代表者や在京大使に平和をテーマに講演いただく「ピース・レクチャー・マラソン」の第1回・第2回を10月10日・11日に開催しました。第1回はエジプト高等教育大臣のカーリッド・アテフ・アブデル・ガッファー氏が「広島につながるエジプトの科学と教育、そして、世界への平和メッセージ」をテーマに東広島キャンパスで講演。第2回はリトアニア首相のサウリュス・スクヴェルネリス氏が「リトアニア~平和と現代国家への道」をテーマに東千田キャンパスで講演。多くの教職員、留学生などが熱心に耳を傾けました。両氏には、越智光夫学長から、本学の「名誉博士」の称号が授与されました。ピース・レクチャー・マラソンを開催部1年次生と2年次生の保護者・ご家族を対象に開催する「広島大学地域懇談会」が、2018年度から始まりました。保護者・ご家族に、広島大学の修学環境や学生支援についての理解を深めていただくための取り組みで、学長講演をはじめ学生生活・留学・進路などについての説明、卒業生・大学院生による講演、情報交換会や個別相談などを企画しています。2018年度は、神戸(10/20)、広島(11/3)、福岡(12/16)、松山(12/22)の順に4地区で開催。保護者向け「広島大学地域懇談会」を開催カ所目の海外拠点となる広島大学モンゴル研究センターが、9月3日、モンゴル・ウランバートル大学で開所しました。開所式には、本学の越智光夫学長、佐藤利行理事・副学長、佐藤暢治教授(大学院国際協力研究科)、ウランバートル大学のサンジャア・バイガルサイハン学長などが出席。在モンゴル日本大使館、国際交流基金モンゴル-日本人材開発センターの職員が臨席する中、テープカットや看板除幕が行われました。モンゴル研究センターを開設出典:Vorkers※Vorkersに投稿された新卒入社企業のクチコミのうち、卒業大学情報のある11,747件を大学別に集計。クチコミが50件以上ある大学を対象にランキングを作成(集計期間:2007年7月~2018年10月)看板除幕後の記念撮影エジプト高等教育大臣カーリッド・アテフ・アブデル・ガッファー氏リトアニア首相のサウリュス・スクヴェルネリス氏NEWSAGREEMENTRESEARCHPEACEEVENTNEWS025
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