HU-plus(Vol.8)2018年12月号
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▶▶▶ 学生に向けて●緊急学長メッセージを三カ国語で発信災害直後、7月8、9、11日の3回にわたり、本学公式ウェブサイト上で日本語・英語・中国語の緊急学長メッセージ(号外)を発信しました。学生・教職員に向けて、被害状況に応じた対応を呼び掛け、大学の災害への対応状況を迅速に掲載しました。●外国人留学生にハラル対応食品を提供東広島キャンパスでは、物流の寸断による食品供給に対応するため、外国人留学生などを対象に、ハラル対応食品や広島大学病院から取り寄せた非常食を無料で配布しました。7月10日からは生協食堂がハラル対応メニューを再開しました。●一斉休講・補講の実施、期末試験期間の変更東広島キャンパスでは7月6日、7月9日~13日まで、霞・東千田キャンパスでは7月6日、7月9日を休講としました。それに伴い、補講の実施、期末試験期間を変更しました。●通学困難な学生、甚大な被害を受けた学生へ 宿舎などを提供災害で通学が困難になり、学生宿舎などを希望する学生に「池の上学生宿舎」などの宿舎を提供しました。●学生・教職員専用の借り上げバスを臨時運行7月17日~8月9日まで呉~広島大学間で借り上げバスを運行しました。土日の補講・試験日(7月28日、8月4日、5日)にも運行。8月4日、5日の試験実施日は広島駅~広島大学間でも運行しました。 ▶▶▶ 地域に向けて●新幹線東広島駅前の混雑・混乱解消策を 東広島市に提案唯一の玄関口となった東広島駅前の混雑・混乱解消策を東広島市、東広島警察署、JR西日本、芸陽バスなどと検討し、7月27日に東広島市長に対し、混雑時間帯のロータリー乗り入れ制限、自家用車の乗降用駐停車スペースの確保などを提案。実行に移されました。●被災地域の妊婦さんのための 「健康なんでも相談所」を開設(期間:7月12日~8月30日)広島大学大学院医歯薬保健学研究科保健学専攻では、被災地域にお住まいの妊婦さん、産後の方、小さなお子さま(乳児)の健康のご相談に助産師・保健師・看護師が答えました。●広島大学文書館が 水損した学校文書と古文書の修復を実施広島県立文書館との災害時相互協力協定に基づき、水損した広島市立深川小学校の公文書1,214点と安芸区瀬野の旧家の古文書2,977点を受け入れました。7月17日から10月3日まで、東広島キャンパスで広島大学文書館のスタッフが応急修復作業を行いました。●広島大学こころの相談室で 被災者対象の無料相談を実施広島大学大学院教育学研究科附属心理臨床教育研究センターが運営する広島大学こころの相談室で被災地域の児童生徒、保護者などを対象とした無料相談を行っています。●被災地への支援活動広島大学、広島大学病院では被災された方々への支援を目的に募金を呼び掛けました。また、7月18日には呉市役所に土のう袋4,900枚を、7月20日には熊野町役場に使い捨て皿3,000枚を支援物資として届けました。●株式会社やまだ屋さまから、ハラル対応の「もみじ饅頭」と「杓子せんべい」計770個●元F1レーサーの片山右京さんが東広島市に有する自転車競技チーム「チーム右京」から「経口補水液用パウダー」20箱●福島県南相馬市の有志の方々から「ペットボトルの水」6,000本学校文書の応急修復を行うスタッフ古文書に発生したカビを除去送迎車で混み合う東広島駅前009
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