HU-plus(Vol.7)2018年8月号
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編集・発行 : 広島大学 財務・総務室 広報部 広報グループ〒739-8511 東広島市鏡山1-3-2 TEL:082-424-6762 FAX:082-424-6040E-mail:koho@oce.hiroshima-u.ac.jphttps://www.hiroshima-u.ac.jp100年後にも世界で光り輝く大学へ広島キャンパスの工学部と総合科学部の建物の間に、アカマツ林と角脇川に囲まれた「ふれあいビオトープ」がある。かつて田んぼだったこの場所は、湿地として残り、隣接するアカマツ林の湧き水を水源として、多様な自然環境を維持している。 鳥や虫の鳴き声を頼りに、散策がてら歩く。自然豊かなビオトープには、貴重な生物が数多く生息している。川面や湿地をのぞき込んでみると、サギソウや甘い香りのササユリ、さらに生態実験園の方へ足を伸ばすと、可憐なサイジョウコウホネの姿も見える。この黄色い花が開くところを見つけたら、きっと今日の幸運を思わずにはいられない。 赤いトンボがスイスイ飛ぶ下を、水中ではメダカが整列して泳いでいる。東かれんキャンパス    散歩ふれあいビオトープメダカニホンアカガエルのオタマジャクシササユリサイジョウコウホネ山中池鏡山公園→中央図書館教育学部生物生産学部思案橋渓流と湿地(生態実験園)発見の小径国際協力研究科ぶどう池工学部情報科学部先端物質科学研究科理学部文学部法学部経済学部総合科学部ふれあいビオトープ植物や生き物と出会い、触れ合える場所。かつて工学部有志が植えたハナショウブが今も咲く※全て5月下旬撮影

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