HU-plus(Vol.5)2018年1月号
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現在、広大で学んでいるエジプト人留学生のうち5人にエジプトについて、広大での学びについて、そして将来の夢について聞いてみました。広大のエジプト人留学生に聞いてみた!広大で学んでかなえたい夢は?エジプトの紅海沿いにあるハルガダには、美しいサンゴ礁と、トルコ色の海に囲まれたギフタン島など人気のリゾート地があります。分子バイオテクノロジー。広大は自然に恵まれた環境で、学生のための施設が充実している大学だと思います。私が学んだ科学を産業と結び付けて、世界中の学生を魅了するようなグローバルな研究室をつくることが夢です。Q1Q2Q3ピラミッドなどの古代エジプト王にまつわる遺跡。途上国の持続的な教育開発。国際協力研究科ではさまざまな国籍や背景を持った留学生が集います。この環境で学んだ経験を糧に教育人材の育成、教育システムの改革などに関する職に就きたいと思っています。Q1Q2Q3人々の温かさ優しさ。物価が安いので、日本と比べて生活費がかかりません。分子バイオテクノロジー。広島は私が知っている街の中で、最も静かで平和と愛にあふれた街です。科学だけでなく、日本、広島で学んだ文化や習慣を母国に伝えたいです。Q1Q2Q3紀元前3000年前から始まる古代エジプト王ファラオの歴史。塩ストレスに関する植物生理学。広大は研究に没頭するのに適した環境ですね。今の研究を深めて、劣悪環境下でも作物生産を可能にする技術を開発したいです。Q1Q2Q3ツタンカーメン王の黄金マスクが展示してあるエジプト考古学博物館と、東西540m南北600mの周壁で囲まれた、世界最大の神殿建造物のカルナック神殿。薬剤耐性遺伝子。広大は先生も研究室のメンバーも英語でコミュニケーションがとれる環境なので気に入っています。将来は、薬に耐性がついている細菌にも効く、新しい抗生物質を見つけ出してノーベル賞を取りたいです。Q1Q2Q3Q1エジプトのお国自慢をどうぞ!Q2広大で何を研究していますか?Q3広島や広大、将来について一言!アーメド・ハビブさん先端物質科学研究科D3アハメド・マーラウス・ソリマンさん生物圏科学研究科D1アラー・エルディン・サアドさん先端物質科学研究科D2マハ・ナジーさん国際協力研究科M2アルシャイマー・ナギブさん国際協力研究科M2広大の海外ネットワーク・拠点広島大学では、世界47カ国・地域と大学間国際交流協定を、また50カ国・地域と部局間国際交流協定を締結しています。さらに、エジプトのほか、中国、台湾、ロシア、ケニア、ブラジル、ベトナム、インドネシア、韓国、ミャンマー、メキシコ、カンボジア、リトアニア、ドイツの14カ国・地域に海外拠点を設置しています。※2017年12月現在008

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