HU-plus(Vol.5)2018年1月号
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島駅から南西約3㌔の場所に東千田町がある。この地に、かつて広島大学はメインキャンパスを構えた。正門から旧理学部1号館へと伸びるメタセコイアの並木道は、初代学長の名を冠して「森戸道路」と呼ばれ、学生に親しまれた。 東千田から東広島への大規模なキャンパス移転が始まったのは、30年以上も前の話。1995年に移転が完了した後、東千田キャンパスの大半は東千田公園となり、市民の憩いの場に変わった。現在は法学部・経済学部の夜間主コースや大学院社会科学研究科、法科大学院、平和科学研究センターなどがある。 2016年3月、東千田未来創生センターが創設された。多くの卒業生を見守ってきた東千田キャンパスは今、医療系学生の教養教育や社会人教育の「学びの拠点」として、新しい未来をつくる役割を担っている。広キャンパス    散歩東千田キャンパス上/東千田未来創生センター外観中/東千田未来創生センター(左)の奥に見える茶色の建物が旧理学部1号館下/平和科学研究センターと売店・食堂の間に正門がある。旧大学会館を分割してつくられた道だ1980年代の旧東千田キャンパス森戸道路018

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