HU-plus（Vol.4）2017年8月号

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　広島大学は、「100年後にも世界で光り輝く大学」に向けて、今後10年間のプランと、その責務を果たすことを新長期ビジョン「SPLENDOR（Sustainable Peace Leader Enhancement by Nurturing Development of Research） PLAN 2017」で表明しました。　新長期ビジョンでは、広島大学のミッション（使命と役割）を「新しい平和科学の理念＝＜持続可能な発展を導く科学＞を確立し、多様性をはぐくむ自由で平和な国際社会の実現」と掲げました。「持続可能な発展を導く科学」を創生するためには、これまで以上に、人間、社会、文化、食料、環境、自然の持続性に関連する全ての学問を包含し、社会との連携の中で、ボーダーのない平和で多様な社会へと導く知を持続的に作り出す営みが不可欠です。　広島大学は、文部科学省の「研究大学強化促進事業」や「スーパーグローバル大学創成支援事業タイプＡ（トップ型）」に採択され、世界大学ランキングトップ100に入る総合研究大学を目指す大学として、その実現に全力を傾注し、「持続可能な発展を導く科学」を実践する世界的な教育研究拠点となることを通して、人類の幸福に資する次世代の人財を輩出します。　具体的には、「持続可能な発展を導く科学」の骨格を創る基礎分野と、広島大学が強い学問領域である教育学、物性物理、宇宙科学、材料科学、半導体・ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、食料科学などの分野を融合し、より高度な世界的研究へと発展させていきます。また、原爆の惨禍からの復興を支えてきた大学として、放射線災害に係る医療に関する研究拠点を発展させながら、再生医療や肝疾患、脳科学の分野も世界トップレベルの研究を目指します。広島大学の向こう10年間の道しるべ新長期ビジョンを策定★世界中から好奇心にあふれる若者や学び直しの社会人が集う、　世界トップレベルの教育・研究環境を提供するキャンパス★生涯で何度でも学んでみたい「持続可能な発展を導く科学」をリードし、　そびえ立つ知の世界的拠点★全ての構成員が、平和で安定した輝かしい未来社会の創造に向けて、　自主的に学び、誇りと希望に満ちて挑むチャレンジングな大学未来に向かう広島大学の自画像005