HU-plus(Vol.4)2017年8月号
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学院工学研究科の高木健准教授と竹澤晃弘准教授が、科学技術分野の「文部科学大臣表彰」における「若手科学者賞」を受賞しました。本賞は、科学技術に関する研究開発、理解増進などにおいて顕著な成果を収めた者を文部科学省が表彰するものです。本学では、2010年度以来7年ぶりの受賞となりました。工学系若手教員2人が受賞文部科学大臣表彰月8日、広島大学とリトアニアのヴィタウタス・マグヌス大学は大学間交流協定を締結すると共に、ヴィタウタス・マグヌス大学のアジア研究センターに、広島大学リトアニアセンターを設置しました。広島大学では、研究者・学生の交流のための情報収集などを目的に、海外に拠点を設置しており、このたびのリトアニアセンターの開設により、13カ国・地域に15カ所の海外拠点を有することとなりました。広島大学リトアニアセンターを設置15カ所目の海外拠点月18日、ナレッジシアター(大阪市北区)において、ECCが主催する「ホノルル市長杯第47回全日本青少年英語弁論大会」が行われ、医学部3年の檜井満夫さんが優勝しました。弁論のメインテーマは、「技術の進化と未来への期待 Technological Innovations and Expectations」。檜井さんは1年次の早期体験実習、2年次の山中伸弥博士による広島大学講演会で感じたことを基に、「期待が高まる未来の医療 Expectations of Future Medicine」という演題で7分間のスピーチをしました。医学部生が優勝英語弁論大会 ホノルル市長杯上紗千さん(現・先端物質科学研究科博士課程前期1年)が、教育学部4年時の卒業研究で、指導教員の富川光准教授らと深海ヨコエビの新種を発見しました。新種は体長1~1.5㎝。宮崎県の水深約300mから採集したヨコエビの体の各部の形状や遺伝子データを調べ、新種と突き止めました。採集地周辺に伝わる海の神の娘「豊玉姫」にちなみ、「トヨタマミコヨコエビ」と命名。本研究成果は、動物の国際学術誌『ズーキーズ』の電子版に掲載されました。ヨコエビ新種4年生が発見月15日、広島大学病院、マツダ病院、㈱サンフレッチェ広島は、サンフレッチェ広島への医療支援に関する協定書をそれぞれ締結しました。サンフレッチェ広島の選手およびスタッフに対し、広島大学病院、マツダ病院の各院が、メディカルチェックや日常的な健康管理指導などの医療支援を行い、その競技パフォーマンスの向上に貢献することを目指します。広島大学病院のこのような医療支援協定は、広島東洋カープに続いて二つ目です。サンフレッチェ広島を医療面から支援連携強化へ意欲を示す関係者島大学の夏の風物詩、ゆかたまつりが7月9日に東広島キャンパスで開催され、浴衣姿の広大生と地域住民の方でにぎわいました。 学生企画では、学生サークルを中心に日頃の活動の発表が行われたほか、約30の個性豊かな模擬店が出店されました。ステージでは、広島を拠点に活動しているお笑い芸人の松浜心(まつはま・しん)さんによるお笑いライブが行われ、会場は大いに盛り上がりました。毎年大好評の「おばけ屋敷」企画も、蒸し暑い日々にヒヤリとした涼しさを求めて訪れた人たちを大いに楽しませていました。 浴衣や甚平で来場した方には模擬店で割引が受けられる特典もあり、キャンパスは多くの参加者の浴衣姿で彩られました。 ゆかたまつりは、広大生の大学祭実行委員会と周辺住民の下見学生街ゆかたまつり実行委員会、下見商店街の共催で例年この時期に開催しており、今回で22回目。2017ゆかたまつり~立てば芍薬 座れば牡丹 浴衣姿は百合の花~ TOPICSHUPRIZEPRIZEEVENTNEWSRESEARCHNEWS025竹澤晃弘准教授動的問題に対する構造最適化法とその応用に関する研究業績名高木健准教授ロボットハンドの力の伝達および可視化の研究業績名広島大学海外拠点一覧●中国(北京、上海)●インドネシア (ジャカルタ、バンドン)●ベトナム●ブラジル●韓国●台湾●ロシア●ケニア●エジプト●ミャンマー●メキシコ●カンボジア●リトアニア
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