HU-plus(Vol.3)2017年4月号
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コースは、コンピュータ、情報処理、情報システム、情報数理等を含めた情報学全般を幅広く統合した知識・技術を身に付けた高度情報化社会を支える情報サービスエンジニアの育成を目指しています。  広島大学におけるデータサイエンスとインフォマティクス教育の中核ハブとして、情報科学部が開講する授業科目を全学に提供し、大学全体の機能強化につなげます。 2.総合科学部 国際共創学科(構想中) 国際共創学科(Department of Integrated Global Studies : IGS)は、国際社会の抱えるさまざまな問題や課題解明と解決を目指す文理融合型のリベラルアーツ教育を行います。学問分野の壁を超えて地球的視点から物事を捉える能力を涵養するとともに、コミュニケーション能力やディベート能力を高めることにより、他者と協調的に活動することのできる国際人を育成します。入学定員は40人。 入学定員の約半数が日本人を主体とした日本語母語学生、残りは留学生を主とした他言語母語学生とし、さまざまな国籍の学生が共に学ぶこととしています。学科の共通言語は英語とし、授業も英語で実施します。日本人学生は英語を、外国人学生は日本での就職も考慮に入れて日本語を学びます。  本学のグローバル化推進のコアとして、「平和を希求し、チャレンジする国際的教養人」の育成と本学のグローバルキャンパス化をけん引します。 3.工学部の改組(構想中) 第一類(機械システム工学系)の機械システムプログラムと第四類(建設・環境系)の輸送機器環境工学プログラムを統合して産業界から要望の強い先端的な要素技術とシステム統合化技術の双方を修得した人材を育成します。第二類(電気・電子・システム・情報系)は電気電子・システム情報系の総合的な知見を有する応用力のある人材を育成します。 工学部の入学定員は445人(現行490人)に変更する一方、定員の1割については大括り入試を導入します。004留学生と共に世界標準の学びを国内で総合科学部国際共創学科学生は自分にあった授業計画を立て、授業を受けます。専門科目では、文化と観光、平和とコミュ二ケーション、環境と社会という3つのテーマを中心に学びます。※記載内容については計画中であるため、今後変更する場合があります。協調的行動力学際的思考力地球的展望グローバル・インターンシップと問題解決演習⒈ 入学から卒業まで、授業を 英語で行う学士課程⒉ 徹底した語学力⒊ 文理融合を目指す総合科学 のアプ口ーチの実践⒋ 多角的視野と協調性の育成⒌ 多岐にわたる卒業後の進路早わかり5つのポイント

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