HU-plus(Vol.3)2017年4月号
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情報科学部コンセプト図 概要 「第4次産業革命」などによる経済社会の変化やグローバル化の急速な進展、本格的な人口減少社会の到来の中で、大学は人材育成と知的創造活動の中核的機関として一層重要な役割を果たすことが求められています。  「研究大学強化促進事業」および「スーパーグローバル大学創成支援事業」(トップ型)などに採択されている本学は、徹底した「大学改革」と「国際化」を推進し、10年以内に世界大学ランキングトップ100に入る総合研究大学を目指して取り組みを進めています。  このような状況の下、日本を代表し世界をリードするナショナルセンターとしての機能と、中国・四国地方のリージョナルセンターとしての機能強化を目的に、学士課程教育の見直しを行います。既存の資源の再配分により、平成30年4月に情報科学部および総合科学部国際共創学科の新設と工学部の改組を行う予定です。 1.情報科学部(申請中) データサイエンスとインフォマティクス(情報学)に関する高次な素養を体系的・統合的に備え、さまざまな分野における個別の課題例にも精通した人材を育成する情報科学部を設置します。情報科学科の1学科で、データサイエンスとインフォマティクスの2コースを設けます。入学定員は80人。  データサイエンスコースは、統計学をベースとしたデータ解析に重きを置き、高次元かつ大量のデータを的確に分析する能力を持つデータアナリストの育成を、またインフォマティクス2018(平成30)年度「情報科学部」「総合科学部 国際共創学科」を新設へ新しい学部の設置は薬学部以来12年ぶり12学部目となります。また1974(昭和49)年に総合科学科の1学科で発足した総合科学部の学科新設は、創立以来初めてです。 社会科学生物・医療コンピュータサイエンス情報システム数理統計情報科学部高等教育研究開発センター原爆放射線医科学研究所統計科学研究拠点企業・政府インフォマティクスデータサイエンス質的・量的データの大容量化・複雑化・データサイエンスとインフォマティクスの連携の重要性情報科学における応用領域の多様化と適応力に対応プログラミングビッグデータ数理最適化数理解析データマイニング確率モデリング推測統計線形/非線形モデル予測モデル情報処理アルゴリズムデータ構造人工知能コンピュータグラフィックス調査デザイン003

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