HU-plus(Vol.2)2017年1月号
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広島キャンパスのほぼ中央部に位置する「ぶどう池」。もともと、周囲のぶどう畑に水を供給するための池として作られたため、この名がある。初夏から秋にかけては、ヒツジグサやオオカナダモなど希少な水草類の花が咲くが、初冬のこの時期はヒドリガモやヨシガモをはじめとする多くの水鳥たちが飛来して羽を休めている。周囲は、ベンチを配した憩いの空間にもなっており、池の東岸には野鳥観察のためのバードウォールも設置されている。 穏やかな冬の日、鏡のような水面は、天と地のシンメトリーを描いてみせる。東キャンパス    散歩 ぶどう池1979(昭和54)年のぶどう池(写真中央)と周辺の様子。018

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