1月17日、桜美林大学(学校法人桜美林学園、東京都町田市)と包括協定を締結しました。桜美林大学と広島大学は共に高等教育分野における研究が盛んです。今後、両大学は、学部(学群)・大学院の単位互換および学生の教育研究指導や国際交流事業、施設・設備・学術研究資料などの相互利用について、連携・協力します。桜美林大学と包括協定を締結2019年11月、広島大学では「広島大学クラウドファンディング」を開始しました。2020年1月末には①土石流の被害を防ぐ実証実験プロジェクト、②シュタイナー教育による発達障がい児サポートの2件のプロジェクトが成立しました。今後も、クラウドファンディングを活用して寄附金を募り、教育・研究並びに社会貢献活動の更なる進展を地域社会全体で応援するための環境づくりを目指します。皆さまからのご支援をよろしくお願いいたします。広島大学クラウドファンディング開始地盤の動きを常時監視する土石流センサーの検証実験を開始2018年7月の西日本豪雨で土石流に襲われた広島県熊野町川角地区の渓流で、広島大学などが開発したワイヤレスの土石流センサーを用いたリアルタイム監視システムの検証実験が始まり、2020年2月19日、実験の様子が報道関係者に公開されました。この土石流センサーは、広島大学防災・減災研究センターと株式会社計測リサーチコンサルタント(広島市)が共同で開発。今後3年間検証を継続し、豪雨時の渓流における土砂の動きの計測・監視を行い、モニタリング結果を分かりやすく表示するなど早期避難に活用する技術の開発を進める計画です。先進理工系科学研究科人間社会科学研究科(東広島キャンパス)左から佐藤理事・副学長、越智学長、畑山桜美林大学学長、佐藤桜美林大学理事長・大学総長現地で説明を行う土田孝防災・減災研究センター長(左) 3月23日、令和元年度学位記授与式をサタケメモリアルホールで催し、越智学長が代表3人に学位記を授与しました。卒業・修了したのは学部生2,344人、専攻科生11人、大学院生1,316人。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各学部などで分散して学位記を授与。学長の式辞や学生代表への学位記授与の様子は録画で配信しました。一方、4月3日の入学式典は中止し、入学許可宣言および学長式辞などが録画配信されました。新たに学部生2,476人、専攻科生23人、大学院生1,348人を迎えました。代表のみによる学位記授与式を挙行、入学式典は中止広島大学クラウドファンディング先進理工系科学研究科、人間社会科学研究科が始動 看板除幕式を行いました2020年4月1日、先進理工系科学研究科と人間社会科学研究科の二つの大学院研究科を開設し看板除幕式を行いました。2019年度開設の統合生命科学、医系科学の両研究科と合わせて、従来11あった研究科が4つに再編されました。分野の垣根を超えた連携・融合によるイノベーションの促進とともに、時代の変化や社会のニーズに対応できる柔軟性と専門性、幅広い視野を持った人材の輩出を目指します。サタケメモリアルホールでの学位記授与式入学生向けの式辞の収録に臨む越智学長25HU TOPICS
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