18Hiroshima University Magazine異文化交流への興味と、海外の歯科医療や歯学部の学習環境を知りたいという思いから、3カ国の留学プログラムに参加。語学留学から始め、歯科系の専門的なプログラムへとステップアップしました。印象に残っているのはカンボジア留学。小学生の歯科健診を間近で見学したり、歯科医の先生の補助をしたりと、貴重な経験ができました。合間に、子どもたちが暮らすシェルターも見学。さまざまな事情を抱えながらも好奇心旺盛な子どもたちと交流しました。留学の良いところは、行く度に語学へのモチベーションが上がること。専門的な内容まで英語で流暢に話す他国の大学生に刺激を受け、私も英語力を磨いていきたいと思います。カンボジアでの歯科健診では、口腔内の写真撮影などを行いました。カンボジアのアンコールワット。日の出を見た想い出の場所です。語学、海外の歯科医療、国ごとの実情まで幅広く学んだ留学生活。陶山 真穂歯学部歯学科 4年留学期間:オーストラリア、タイ、カンボジア 各2週間さん活用した留学プログラムHUSAプログラム(広島大学短期交換留学プログラム)協定校などから1または2学期、広島大学の授業履修を希望する学生を受け入れる制度日本の好きなところ教育、人、自然など日本の全てが気に入っています。中でも日本のお店のサービスは素晴らしく、ロシアでも取り入れてほしいです。活用した留学プログラム・STARTプログラム・歯学部学生 海外派遣プログラム・カンボジア歯科医療支援アジアから欧米までさまざまな留学プログラムがあり、選択肢が豊富です。奨学金制度が充実していて、留学に行きやすい環境が整っていると感じます。TO THE WORLD世界へのまなざし広大から世界へ。世界から広大へ。RUSSIA → HUHU → AUSTRALIA→ THAILAND→ CAMBODIA伝統的な文化と最先端技術が融合する“日本の美しさ”に引かれたことが留学のきっかけ。現代的な建物が数多くあり、また自然に囲まれながら集中して勉強できる東広島キャンパスの環境にはとても満足しています。留学生活の中で周囲の人たちから非常に丁寧な対応を受け、日本の文化は日常の細やかな気遣いによっても成り立っているのだと感じました。留学して成長したと感じるのは、以前より時間を守って生活するようになったところや先入観を持たなくなったところ。帰国後は母国で大学院に進学したいと考えています。そして再び日本へ留学することも視野に、勉学に励みたいです。気遣いや時間意識、生活の細部から日本の文化を感じました。Andrei Goncharov所属大学での学年:4年 専門:教育言語学(英語・フランス語)出身国:ロシア 留学期間:10カ月さんホームステイ先でこたつのある暮らしを体験。緑に囲まれたキャンパス。眺めも良く、空気も新鮮です。
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