HU-plus(Vol.1)2016年11月号
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ープンキャンパスを8月18日、19日に開催しました。今年も、各学部がさまざまなプログラムを用意し、教員と在学生が広島大学の魅力を伝えました。 今年の参加者数は延べ35,292人。両日ともに猛暑となりましたが、どのプログラムにも、たくさんの来場者にご参加いただきました。 県内外から多くの高校生、保護者の皆さまに足を運んでいただきました。オープンキャンパス2016ご来場ありがとうございました青空のキャンパスを歩く参加者レントのアンガールズ田中卓志(たなか・たくし)さんに、「広島大学アンバサダー」を委嘱しました。本学のアンバサダー就任は田中さんが初めてです。 広島大学アンバサダーは、各界で活躍されている広島大学を卒業された方やゆかりのある方に学長が委嘱し、広島大学の良さやブランドを広く社会に発信していただく役割を担っていただきます。 田中卓志さんは1976年広島県府中市生まれ。1999年に広島大学工学部第四類(建設系)建築学課程を卒業されました。2002年にアンガールズとしてデビューし、RCCの「元就。」をはじめテレビや各種メディアで活躍中です。 本学OBであるとともに、親しみやすく飾り気のないキャラクターで好感度が高いことから、田中さんにアンバサダー就任をお願いしたところ、ご快諾してくださいました。今後、広島大学が作製するアンバサダーの名刺を広く配っていただき、「ええね広大!」のPRに一役買っていただきます。学長から委嘱状を手渡され笑顔の田中さんアンガールズの田中卓志さんに「広島大学アンバサダー」を委嘱しました島大学病院(てんかんセンター)では、サンフレッチェ広島(以下、サンフレ)とコラボレーションし、てんかん疾患の啓発活動に取り組んでいます。 サンフレのチームカラーは紫。毎年3月26日に行われる世界的なてんかん疾患啓発キャンペーン「パープルデー(Purple Day)」のイメージカラーも紫です。日本のてんかん患者数は、およそ100万人(100人に1人)といわれていますが、社会からの疾患への理解が乏しく未だに偏見が存在するため、てんかんを抱えていることを言い出せない現実もあります。そこで、てんかんをより多くの方に正しく知ってもらうため、病院からサンフレに協力を依頼し、今回のコラボが実現することとなりました。 9月10日にエディオンスタジアム広島で行われたコラボ企画の第1弾では、サンフレと広島大学病院の特製コラボバッジの配布や、サポーターによる寄せ書きの作成を行いました。スタジアムの大型ビジョンでは佐藤寿人、青山敏弘、千葉和彦の3選手がビデオメッセージで出演しました。3選手からのメッセージは、本学ホームページ(YouTube)からも視聴できます。広大病院がサンフレッチェ広島とコラボレーションてんかん患者さんが過ごしやすい社会の実現を目指しますサンフレと広大病院の特製コラボバッジ佐藤寿人選手による啓発メッセージ優勝祝賀会の様子ロ野球のセ・リーグで広島東洋カープ(以下、カープ)が25年ぶりに優勝しました!カープの優勝を祝して、9月17日には、卒業生有志による祝賀会を東京銀座で開催。多くのカープファンが駆け付け、美味しいお酒とともに、カープ談義に花を咲かせました。 本学も実はカープと深いつながりがあり、近年では、毎年カープの新入団選手が広島大学病院を訪れ、心肺機能や筋力、瞬発力などの本格的な体力測定を行っています。広島東洋カープ 祝・リーグ優勝!!関東の本学関係者も優勝の喜びを分かち合いました島大学は世界トップ100に入れるのか」(PHP新書)が発売されました。作家・コラムニストの山下柚実さんが第三者の目で、広島大学の現在と未来を綴ったノンフィクション作品です。 多くの教員への幅広い取材を通して、本学が誇る最先端研究、「世界トップ100入り」を目指す戦略や、大学改革への取り組みなどについて、分かりやすくコンパクトに綴られています。 8月12日に行われた出版発表会では、著者の山下さんは「地方の国立大学の果敢な挑戦がどんなものなのか、外からの視点で取材を進めました」と執筆の動機を語りました。また、越智学長は「新書の出版が卒業生にエールを送るとともに、広島大学を目指す人や保護者の方に広島大学の立ち位置を知ってもらう一助になれば」と期待していました。 ぜひ手に取っていただき、本学の真の魅力に触れてみてください。本学の魅力をギュッと1冊に!広島大学の新書本が出版されましたお近くの書店で発売中(定価842円)TOPICSHUBOOKNEWSNEWSNEWSEVENT025

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