広島大学案内2022-2023概要版
23/32

2研究所アルタン株式会社カキタンニン(柿渋)の効果で手指を健やかに保つ手洗いせっけんです。きめ細かい泡で手のすみずみの汚れまでしっかり落とし、手指を清浄にします。野村乳業株式会社広島大学の研究をもとに開発した新しい“発酵食”です。生きたまま腸に届く植物乳酸菌『ラクトバチルスプランタルム』が腸内フローラのバランスを安定させるので、1日1杯でおなかがスッキリします。研究者研究者杉山 政則 名誉教授(大学院医系科学研究科)研究者研究者島本 整 教授(大学院統合生命科学研究科)有限会社石の三徳有限会社井上石材御影石を使った石臼のショコラミル。カカオ豆から自分好みのチョコレートが作れる、世界でも珍しい製品です。技術課題の解決や将来の開発課題への共同研究の実施等の相談を受ける「産学連携総合問い合わせ窓口」を設けています。また、研究協力会を通して、地域産業界へのサービス強化に努めています。研修プログラム、研究助成、企業内講演会なども行っています。研究者研究者佐藤 清隆 名誉教授上野 聡 教授(大学院統合生命科学研究科)地域において喫緊の課題となっているものづくりのデジタル化に対応するため、モデルベースによる材料研究や制御・生産プロセスのスマート化などに係る研究開発と人材育成を幅広く推進するとともに、地域レベルでイノベーションを実現していく本格的な産学連携システムの構築を目指しています。昨今、メンタルヘルスは世界的な課題となっています。こころのメカニズム解明や、こころの安らぎや豊かさをもたらす技術への期待は、近年のコロナ禍やメタバース時代への流れの中でさらに高まっています。当センターは、海外を含めた他大学や企業、自治体等さまざまなステークホルダーとの共創活動により、脳-内受容感覚ネットワーク(BIN)解析による感性の脳メカニズム解明とそれに基づくウエアラブル感性可視化技術開発に取り組んでいます。この成果を活用した「ポジティブ感性最大化」「ネガティブ感性最小化」により、Well-Being社会の実現に貢献します。新型感染症、食料問題、カーボンゼロ等の社会課題を解決するために、生物機能を最大限引き出す「Bio-Digital Transformation(バイオDX)」をコンセプトにした産学共創を推進し、SDGs達成に貢献するバイオエコノミー社会を実現する、イノベーション・エコシステムを構築します。平成30年7月豪雨災害では土石流や土砂・洪水氾濫が多発し、西日本を中心に200人を超える犠牲者を出し、住宅、水道、道路などにも甚大な被害をもたらしました。当センターでは、クラウドファンディングなどでも資金を集めながら、災害メカニズムの解明に取り組んでいます。行政、企業、地域住民とつながり、災害に強いこれからのまちづくりや防災を担う人材育成に貢献していきます。この他にも、食品・工業製品・医薬品など、多数の商品が誕生しています。(令和4年4月1日現在)共同研究から生まれた商品マイフローラ共同研究から生まれた商品アルタンNAハンドソープ共同研究から生まれた商品ショコラミル学内に企業と共同で研究所を開設外部機関研究所蓄積された学術的な知識・情報を提供し、産業界の発展を支援●技術相談●共同研究●研究協力会「ものづくりのデジタル化」により「ものづくりのデジタル化」により地域レベルでイノベーションを目指す地域レベルでイノベーションを目指すデジタルものづくりデジタルものづくり教育研究センター教育研究センター脳科学から感性を解き明かし、脳科学から感性を解き明かし、Well-Being実現に貢献するWell-Being実現に貢献する脳・こころ・感性科学研究センター脳・こころ・感性科学研究センター(ムーンショット感性脳科学研究拠点)(ムーンショット感性脳科学研究拠点)バイオDXの産学共創でSDGs達成へ貢献するバイオDXの産学共創でSDGs達成へ貢献するJST共創の場形成支援プログラムJST共創の場形成支援プログラムBio-Digital TransformationBio-Digital Transformation(バイオDX)産学共創拠点(バイオDX)産学共創拠点気候変動で激甚化する気候変動で激甚化する『相乗型豪雨災害』に挑む『相乗型豪雨災害』に挑む防災・減災研究センター防災・減災研究センター22坂口 剛正 教授(大学院医系科学研究科)主な産学官連携事業

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る