広島大学 留学ガイドブック 2017
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13情報収集と計画的な準備が大切です留学にはある程度のお金が必要ですが、奨学金制度や大学のサポートなどを活用すれば、個人での留学と比較して、少ない費用負担で留学することができます。経済面の情報収集や準備を計画的に進めて、留学の選択肢を広げましょう。費用&奨学金広島大学では、留学に際して学生の経済的負担を少しでも軽減するため、金融機関(呉信用金庫・広島銀行)と特別の取り決めを結び、一般より有利な条件の積立・融資制度を設けています。詳しくは、学生プラザ1・3F留学情報コーナーに設置しているパンフレットをご覧ください。留学積立金制度留学費用の内訳右記の留学費用は、JASSO((独)日本学生支援機構)協定派遣の奨学金を受給し、HUSAプログラムで10カ月間の留学を経験した学生の実例です。出身地域、専攻分野や国・地域などの応募条件があります。■先輩の留学報告書/https://www.hiroshima-u.ac.jp/husa/studentvoice/husareport※HUSAプログラムでのJASSO奨学金の推薦枠の有無や推薦可能な人数は年度により異なります。留学のための奨学金など留学先や期間、プログラム内容によって、応募できる奨学金は異なります。募集が年に1回しかない奨学金も多く、応募期間も限定されているため、早くから情報を収集することが重要です。■詳細情報 https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kodamascholarship.html■広島大学基金児玉派遣留学奨学金対象採用人数奨学金額担当窓口◎◎◎◎海外留学活動(全学部・研究科対象のプログラムは除く)各年度5~6名程度30万円を上限国際交流グループ広島大学■トビタテ!留学JAPAN http://www.tobitate.mext.go.jp/■JASSO(独)日本学生支援機構 「海外留学奨学金パンフレット」 http://ryugaku.jasso.go.jp/publication/pamphlet/■官民協働海外留学支援制度対象募集時期奨学金額担当窓口◎◎◎◎・28日以上2年以内(3カ月以上推奨)で、海外の教育機関等への留学だけでなく、企業でのインターンシップやボランティア活動など、実践的な活動を焦点にした留学・日本の国籍または永住許可を有する学生で、要件を全て満たす者年2回奨学金(月額6万または12~16万円)、渡航費の一部、授業料(上限あり)など国際交流グループ文部科学省■第二種奨学金(短期留学)対象担当窓口◎◎3カ月以上1年以内で、大学間協定に基づく留学、留学先の取得単位が帰国後認定される留学、大学院生の外国の大学院等で研究目的とする留学学生生活支援グループ奨学金担当■海外留学支援制度(大学院学位取得型)対象担当窓口◎◎修士または博士の学位取得を目的とする、海外大学院への留学国際交流グループJASSO(独)日本学生支援機構〈各自で申請できる奨学金〉■海外留学支援制度(協定派遣)対象担当窓口◎◎8日以上1年以内で、大学間協定等に基づき単位認定が可能な留学国際交流グループ〈大学を通して申請する奨学金〉■JASSO(日本学生支援機構)「海外留学のための奨学金」 http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~地方自治体・民間団体外国政府・外国政府関係団体が、その国・地域の大学などへ留学する日本人を対象に実施しています。 の奨学金の概要は下記をご覧ください。■「もみじトップページ」→「学びのサポート」→「留学」→ 「募集・イベント情報(海外留学・奨学金など)」 https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/ learning/ryugaku-information.html の奨学金のうち、大学に募集が届くものは、随時下記のウェブサイトに掲載しています。外国政府等ミネソタでの学び教育学部4年 山賀 美沙子◆派遣先/ミネソタ大学教師になる前にアメリカで独自の教育方法や日本とは異なる教育制度を学びたかったので、トビタテ!留学JAPANに応募しました。留学計画を自由に考えられるのが魅力で、私の応募当初の留学計画は「ミネソタ大学での交換留学」、「美術館インターンシップ」、「日本の美術教材を利用した国際交流」の3点でした。実際にはインターンシップ先の変更など予定通りにいかないこともありました。しかし小学校でのボランティアで、大学での学びを実社会の中で実践することができ、充実した時間を過ごしています。給付型給付型給付型給付型有利子貸与型交換留学の場合は、授業料は広島大学への納付となり、別途費用は不要です。総額を見ると高額に感じますが、留学期間中の日本での費用は発生しないので、負担は大きくありません。JASSOによる奨学金※(返還不要・受給に際して学内選考あり)や、貸与型の奨学金などによる経済支援制度もあります。[例1]北米・欧州への留学渡航費宿舎費食費教科書代保険料ビザ申請費携帯電話料金その他(交際費・旅行費など)20万円50万円25万円3万円14万円3万円2万円30万円総額 147万円奨学金(月額8万円×10カ月) 80万円[例2]中国への留学渡航費宿舎費食費教科書代保険料ビザ申請費携帯電話料金その他(交際費・旅行費など)10万円30万円15万円1万円15万円1万円2万円15万円総額 89万円奨学金(月額6万円×10カ月) 60万円HUSAプログラムのウェブサイトでは、多数の費用例を掲載しています。1234545・45・
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