ブックタイトル主体的に学ぶ力を育成する授業を!

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概要

主体的に学ぶ力を育成する授業を!

6 学生の主体的な学びを促進するために (3)英語によるPBL の活用7 学生の主体的な学びを促進するために (4)反転授業の活用 上述したPBL 活動を英語で行うことは,グローバルに活躍する学生を育成する上で非常に効果的です。特に,外国人留学生が加わったグループにおいてPBL を行うことは異文化理解に大きく寄与できる授業となります。そのため,広島大学では,上述した5。のPBL 解説冊子の英語版を作成しております。詳細については,教育・国際室 教育支援グループにお問い合わせください。(問い合わせ先:教育・国際室 教育支援グループ TEL 082-424-4341,4510) 広島大学で既に開講されている反転授業の例を示します。【1】教科書の提示あるいは資料の配布【2】自学自習   教科書や資料に沿って,本学で運用するオンライン学習支援システム”Bb 9” で,約10分~20分の講義ビデオを複数回で学習。【3】講義室内での共同学習   教員は,講義室内ではほとんど講義を行わず,グループワークを作る。   協働学習では,学生は話し合い学習法を用いて,グループ内でわからなかった点を共有し,わからなかった部分は教員に質問して補填する。【4】確認試験   講義ビデオで学習した内容を確認するテストを行い,答え合わせもグループ間で行う。最後に教員から回答を全員に提示。【5】補填講義   テストの結果や学生の理解到達度をチェックした上で,理解度が低かった内容やビデオ講義では不十分だった内容について補填講義。【6】応用試験   知識を知恵として使うトレーニングとして,学んだ知識を用いて解のない応用問題をグループ共同学習で意見をまとめ,各グループで発表。応用問題の例として次のものがある。「今日のテーマの○○の内容を理解した上で,そのシステムを用いて商品開発をしてください」  最後に,どのグループの内容が良いかをクリッカーを用いて他者評価。【7】復習  Bb9 の掲示板を用いて全員が質問をし,質問内容と回答を全員で共有。参考:反転授業(免疫生物学)の紹介https://www.youtube.com/watch?v=XXVXuIQmjE414